西武はソフトバンクに2―8と連敗しCSファーストステージ敗退が決まった9日の試合後、辻発彦監督(63)の退任を発表した。後任には松井稼頭央ヘッドコーチ(46)の就任が決定的となっている。

 辻監督は指揮を執った6年間を振り返りながら、投手力を含めたディフェンスの大切さを力説した。

 退任会見の中で指揮官は「改めて思うことは野球はやっぱり投手です。そういう投手を作ってきた守りというか、それがまずあっての強いチーム作りと思っている。入団した時から投手陣にそこまでの経験がなかったり、なかなか強力打線と言われましたけど、打ち勝つことの難しさですよね。打てなかった時期に投手があれだけ頑張ってくれたら、(シーズン終盤に)優勝を争った期間もあったわけですから。これからも投手力と、ディフェンスという部分でしっかりすれば十分に戦っていける」と語った。

 その中で高橋光成、今井達也、松本航のドラフト1位の先発3本柱に対しては「特にこの3人だけは勝てなくても経験を積ませるためにとにかく投げさせる。強いチームにいたらファームに落とされるような成績の時もありましたけど、そういう中でも投げてきたということが今年に生きているような気がします」と言及していた。