自然体で勝ち取った。ゴルフの国内女子ツアー「スタンレーレディスホンダ」最終日(9日、静岡・東名CC=パー72)、単独首位で出た小祝さくら(24=ニトリ)は、2バーディー、ノーボギーの70で回り、通算12アンダー。5月の「リゾートトラストレディス」以来、約5か月ぶりの優勝で今季2勝目、通算8勝目を挙げた。

 一時は2位に後退しながらも、最後の最後できっちり決めきった。西郷真央(島津製作所)、永井花奈(デンソー)、菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)と首位で並んで迎えた17番パー4。7メートルのバーディーパットを沈めて抜け出した。

「今日はなかなかバーティーがとれなくて、スコアも2アンダーと、そんなにすごい伸ばしたわけでもないので、なかなか耐えたゴルフだったなという感じの1日だったけど、その中でも優勝できたのはすごいうれしい」と安どの表情を浮かべた。 

 接戦でも冷静さは健在だった。他選手に猛追されても「それを知ったのは後半の途中くらいからだけど、今日は自分で納得できるゴルフができたたらいいなと思ってた。ダメでもよくても、流れのままできたらいいなと思ってやっていた」。

 史上14人目のボギーなしVにも「終わってみるとノーボギーだったなと。そんな感じではなかったので、意外とノーボギーでいけたんだなという感じのゴルフだった」と話すなど、最後まで自分のプレーに集中し続けた。

 10月に入り、シーズンも終盤戦に突入。小祝は「残り7試合、残り少なくなってきているので、自分が今年やってきたゴルフだったり、精度とか自分が求めてるものだったりをよくしていけるように頑張りたい」。

 課題としていた秋につかんだ1勝。ラストスパートへ、確かな勢いがついた。