今季限りでの退任を表明していた広島の佐々岡真司監督(55)が3日、マツダスタジアムで会見に臨んだ。最初に自ら「このたびユニホームを脱ぐことになしました。3年間という短い間でしたが、本当にお世話になりました」とあいさつした。

 監督を退く理由については改めて「今年、結果が出ないとユニホームを脱ぐくらいの覚悟を持って3年目のシーズンに入った」と説明し「ヤクルトが優勝を決めた日にテレビで高津監督の胴上げを見ながら(決断した)」と明かす。

 チームに残せたものの質問には、少し考えた後に「ないかな」と話し「ないから自分はやめないといけないし、チームもなかなか優勝争いできなかった」と続けた。コロナ禍での3年間だったが「それはどこの球団も一緒のこと」と言い訳はしなかった。

 今年は鈴木誠也外野手(28)が米大リーグに移籍し、シーズン途中で床田寛樹投手(28)がケガで離脱した。それでも「いるメンバーでやっていくのが監督の仕事。強いチームにしてあげられなかった僕の責任だと思う」と語った。

 今後については「全く決まってませんし分かりませんけど」と前置きしながら「子供の頃からカープファンで応援を続けてきた。来年以降も一カープファンとしてずっと応援していきたいなと。そう思っています」と表情をゆるめた。