中日が来季の一軍打撃コーチとして球団OBの和田一浩氏(50)に就任要請することが3日、分かった。2014年から中日のコーチとして9年間在籍した波留敏夫打撃コーチ(52)は今季限りで退団する。

 6年ぶり最下位に沈んだ立浪監督の就任1年目は、2年連続でいずれも12球団ワーストを更新する414得点、62本塁打と深刻な貧打に泣いた。そこで通算2050安打、319本塁打、1081打点、通算打率3割超え(3割3厘)の卓越した打撃理論を持つ和田氏に白羽の矢を立てた。

 和田氏は岐阜県出身で、県岐阜商から東北福祉大、神戸製鋼を経て1996年ドラフト4位で西武に入団。2005年に首位打者と最多安打。07年オフにFA権を行使して中日へ移籍し、10年にはMVPを獲得した。史上3人目のセ、パ両リーグでの1000安打を記録するなど名球会入りを果たしている和田氏に、石川昂、鵜飼、ブライトら将来の大砲候補の育成に期待がかかる。