中日は今季最終戦となった2日の広島戦(マツダ)に3―0と完封勝利で締めくくった。プロ初先発した根尾が、3回1安打無失点と好投を披露。2番手・柳が4回2安打無失点の力投で、今季9勝目をマークした。打線は13安打で6回にビシエド、高橋周の連続適時打で2点を先制すると、9回は溝脇の適時打で追加点を奪い、そのまま逃げ切った。

 以下は今季66勝75敗2分けでリーグ最下位となった立浪和義監督(53)との主な一問一答。

 ――プロ初先発の根尾は落ち着いていた

 立浪監督 そうですね。変化球で空振りが取れていたが、これから徐々にいろんな真っすぐの精度であったり、変化球の切れとか、もっと(課題が)出てくると思う。これからフェニックス(リーグ)も行くが、秋とこのオフは根尾にとっても成長する過程の中で、非常に大きいと思う。もちろん、そう焦らず、まだ(投手に)代わったばかりなので、期待はしている。

 ――根尾の一番の課題は

 立浪監督 今日は球数、イニングというよりも50、60球をメドにしていたので、これからは投げるスタミナも含めて真っすぐのキレも含めてたくさん課題はある。これで満足してもらっては困る。もっと安定感が当然出てくると思うので、もちろん期待はしている。

 ――9月28日のDeNA戦で危険球退場した柳が2番手で好リリーフ

 立浪監督 今日はボール自体も良かったと思うし、一つ最後、こんな感じかな、というものをつかんでもらえたら。そういう登板になったんじゃないかな。なんだかんだとまだまだ中心となって頑張ってもらわないといけないので。柳もまだ若いので、これからちょっと休んでしばらくしたら沖縄(秋季キャンプ)にも連れて行く予定をしているので、もう一回鍛え直して来季、やってもらいたい。

 ――打線は試合の前半は無得点も後半には得点できた

 立浪監督 今年、多かったのは、ヒット数はそこそこ出てて、点が取れない。今日も序盤はそうだった。結局、野球って打率が良いに越したことはないが、どこでそれが出るか。こういう攻撃を来年は増やせるように。今のところ、ホームランがないのでこういう試合が多いが、外国人の補強も含めて、いろいろこれから来年に向けての対策は反省するところはしてやっていきたい。

 ――今日の勝利で借金は1桁の「9」で終えた

 立浪監督 でも結果は、負け越しがいくつでも最下位は最下位なので。それはしっかり我々が受け止めて、改善していかないといけないところは明日からやっていかないといけない。選手も個々に反省もあると思う。来年は全力で勝ちにいけるように、そういう体制はつくっていきたい。

 ――最下位でも5位の広島とは0・5ゲーム差の僅差だった

 立浪監督 順位がある程度決まってからの試合というのは若い投手を試したりとか、いろんなことがある。もうゲーム差ではなく、どこのチームもそうだと思うが、Aクラスを目指しているわけでもなく、優勝を目指している。最後、優勝が届かなかった時に何とかAクラスという、クライマックス(CS)というシステムがあるので目指すが。来年は大いに優勝を目指して全力でやっていきたい。