中日・平田良介外野手(34)が今季限りで退団することが1日、判明した。来季の戦力構想から外れたが、本人は現役続行を強く希望しており、他球団への移籍を模索する。

 昨季は打撃不振や7月に「異型狭心症」「ぜんそく」を発症するなど出場機会が激減。5年契約の最終年となったオフは減額制限を大きく超える1億5000万円減の年俸3000万円の単年契約を結び「全てをぶつけるつもり。だめな時は引き際だと思う」と不退転の決意を語った。

 完全復調で臨んだ今季は開幕こそ一軍スタートも、岡林や鵜飼らの若手の台頭や5月に新型コロナウイルス感染による離脱もあり、ここまで主に代打として51試合の出場で打率2割、1本塁打、10打点と不本意な成績となった。

 1日にナゴヤ球場で練習を行った平田は、今後について「まだ話すことはないです。その時がきたら話します」とだけ説明した。

 大阪桐蔭から2005年の高校生ドラフト1巡目で入団。センス抜群の守備に高校通算70本塁打を誇る右のスラッガーとして活躍し、15年はベストナイン、18年にはゴールデングラブ賞に輝いた。中日一筋で17年間プレーし、日本代表として15年のプレミア12、17年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場した。