広島・佐々岡真司監督(55)が今季限りで辞任する。今季の最終戦だった2日の中日戦(マツダ)の試合後セレモニーでファンへ向け、あいさつ。その中で自ら「私、佐々岡は責任を取り、今日ユニホームを脱ぎます」と語った。

 佐々岡監督は2020年に監督に就任し、同年は5位、2年目の21年は4位だった。今年は2018年以来の優勝を目指してスタートしたが、9月25日にヤクルトがリーグ連覇。その翌日の26日に球団側に辞意を伝えたという。

 まだCS進出の可能性が残っていた段階だったが、佐々岡監督は「今季が始まる前から『結果が残せないと』という気持ちで入りました」と明かした上で「優勝を逃した時、ヤクルトが優勝を決めた時と決めていました」と説明した。

 チームは30日のヤクルト戦に敗れ、CSの可能性が完全消滅。指揮官はファンに「選手はこの1年、本当に頑張ってくれました。残念ながら私、監督の力不足で皆さまのご期待に応えられず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪。

 試合後に佐々岡監督はコーチ、選手とともに場内を一周し、笑顔でファンに手を振った。その後は一度はベンチに下がるも、大瀬良、野間らにうながされて再びグラウンドへと戻り、涙をぬぐうシーンもあった。そして選手と写真撮影をして球場を後にした。