ヤクルトの内川聖一内野手(40)が28日、神宮球場で会見を行い、今季限りでNPB選手としては引退すると表明した。横浜(DeNA)で10年、ソフトバンクで10年、最後にヤクルトで2年と22年間のプロ生活に別れを告げた。

 晴れ晴れとした表情で会見に臨んだ内川は「本当に長い時間、野球ができて幸せでありがたい時間でした」と振り返り、「そろそろNPBという第一線では厳しいと感じていた。ヒットを打つために一生懸命打撃をつくってきました。けどここ最近の野球界は、ホームランを打つための打撃をしながらヒットを打つってことに変化してきてるんじゃないかな。その波の変化に対応しきれなくなってきた」と引退の経緯の一つを明かした。

 会見では「NPB選手としての引退」を強調。今後、独立リーグや海外へ挑戦することには「現時点では分からないです」と前置きしながらも、「身体が今のところ全盛期ほどではないですが、野球ができるコンディションではあるので。40歳で野球をやってるのってすごく楽しいし、おもしろい。この気持ちを持ったまま終わりたくない」とNPB以外でのプレーに前向きな姿勢を見せた。

 内川は大分工から2000年にドラフト1位で横浜(DeNA)に入団。10年にソフトバンクへFA移籍し、20年に退団すると21年にヤクルトへ入団した。11年に史上2人目となる両リーグでの首位打者を獲得。09年、13年、17年にWBC日本代表に選ばれている。