中日・根尾昂投手(22)が、今季限りで引退する福留孝介外野手(45)の最後の言葉に感極まり涙する一幕があった。

 23日の巨人戦(バンテリン)に6点ビハインドの9回から6番手で登板したが、福留もこの回から右翼の守備に就いた。根尾は増田大を148キロ直球で左飛、小林を121キロカーブで三ゴロ。増田陸には遊撃への内野安打を許したが、続く若林を145キロ直球で一直に仕留めた。

 試合後の引退セレモニーでは一塁ベンチ前にナインが整列すると、福留は一人ずつ最後のお別れの言葉をかけた。すると、根尾は言葉をかけられながら握手を交わしたり、肩をたたかれると、みるみる目を真っ赤にさせてあふれそうな涙をぬぐった。

 福留はその場面について「彼もいろんな苦労している。僕自身も内野から外野にいったりとかした。彼には周りの期待も大きいし、そういう中でやっている。でも、それに耐えられるだけの強さを持っている。芯の強さも持っているし、本当に頑張って『しっかりやれよ』って、それだけ」と明かした。