笑顔が戻ってきた。国内女子ゴルフ「アース・モンダミンカップ」3日目(25日、千葉・カメリアヒルズCC=パー72)、9位から出た金田久美子(32=スタンレー電気)は、4バーディー、1ボギーの69をマーク。通算5アンダーで首位と2打差の単独2位に浮上した。

 11年ぶりの優勝が現実味を帯びてきた。吹き荒れる強風に多くの選手が苦しむ中、2番パー4、3番パー4で連続バーディーを奪って勢いに乗ると、終始安定したゴルフを披露。「今日は60台で回れたので満足。前半でバーディが来て、ショットもよかったし、目標がイーブンだったので、余裕を持って1日ラウンドできた。後半は結構ラフに入れたけど、ラフからうまく打てた。うまくしのげていた」と安堵の表情を浮かべた。

 腰痛とも上手に向き合っている。「治ってはいないけど、去年よりゴルフはできるし、痛くて練習ができないというのも数回くらいしかない。ある程度メンテナンス、トレーニングで補えている」と状態は良好。ケガの功名もあったといい「去年まではハーフスイングで乗り切っていた。今年はフルスイングできるんですけど、ハーフスイングがよくて、ずっとハーフスイングをしている。ハーフスイングの方が雰囲気がよくなっている」と手応えを口にした。

 最終日も己のゴルフを貫く。「メンタルの持ち方が最近難しい。自分のゴルフに集中する。自滅しないように、悔いのないように。ただ風が強いので、耐えるゴルフを集中してやりたい」。ひと皮むけた姿で、チャンスをうかがっているようだ。