巨人・原辰徳監督(63)が、21日のDeNA戦(東京ドーム)で背信投球を繰り広げたチアゴ・ビエイラ投手(29)について言及した。

 ビエイラは1―1の8回から登板し、3四球を与える独り相撲を演じた揚げ句、神里に決勝の2点適時打を浴びた。試合後、原監督は「代えどきが難しいところよね」と継投の難しさを口にした。一死から蝦名に四球、牧の打席で二盗を決められながらも中飛球で打ち取って二死二塁。ストライクが入らず、最後は宮崎を敬遠ぎみに歩かせて一、二塁とし、桑原への四球ですべての塁が埋まった。

 ここで降板させる選択肢もあったが、指揮官は「あそこはツーアウト満塁となった時点で(ビエイラに)任せたということですね」と説明した。同点で満塁の大ピンチ。投げミスも失点も許されない状況で他のリリーフ陣に火消しさせるのは酷でもある。総合的に判断した結果、元守護神にマウンドを託したが、結果は最悪の方向へ転がってしまった。

 先発した戸郷はソロこそ許したが、7回1失点、8奪三振の好投。原監督も「よく踏ん張りましたね」と評していただけにビエイラの乱調はいっそう手痛いものとなった。