巨人が2日の阪神戦(甲子園)に延長12回の末2―2で引き分け、5位に再転落。自力でのCS進出の可能性が消滅した。
奮投した若きエースを援護することができなかった。先発・戸郷が8回8奪三振の2失点と好投するも、打線は相手先発・西勇を前に沈黙。0―2で迎えた9回、ケラーから岡本和が犠飛、代打・中島が適時打を放って土壇場で試合を振り出しに戻したが、逆転には至らず…。3戦連続で延長戦に突入すると最後まで勝敗は決せず、巨人にとっては2試合連続引き分けとなった。
原監督は「ナイスピッチングですよ。今日は自分の調子というものがどの程度だったかは分からないけれど、その中でしっかりと8回も投げ切ったのは良かったと思いますね」と力投した戸郷を称賛しながらも「あわよくば打線がね、もう少し彼を援護できたらなというところはありますよね」とつながりを欠いた打線に苦言を呈した。
一方の元木ヘッドは「よく粘ったよね、みんな。それまでちょっとまたやられてたけど、9回に粘り強く、もう1本っていうのが欲しいところだけどね」と最低限引き分けに持ち込んだナインを評価。さらには「結局、全部紙一重なんだよね。紙一重が続くと、そっちがいい方に出ると倒せるんだけど、やっぱり逆の方につながらないってことになっちゃう」と野球の難しさを説いた。
これで自力CS出場の可能性も消え、チームにとっては厳しい現実が突き付けられた格好に。これには指揮官も「まあ、あのう、それはそういうことはよくあることでね。やっぱり、われわれは最後の最後までね、粘り強く戦うという事ですよ。うん。一戦一戦。それ以外ありませんね」と、なんとか力を振り絞るほかなかった。
泣いても笑っても残り20試合。原巨人は最後に意地を見せることはできるのか。












