扇の要が決めた。ヤクルトは30日の巨人戦(京セラ)に延長11回、4―2で競り勝った。先発・小沢は6回1失点の好投。2番手・田口が同点に追いつかれたが、延長11回二死一、二塁で中村悠平捕手(32)が左中間への2点適時三塁打を放った。

 ヒーローインタビューで中村は「延長まで投手陣をうまく粘ってリードできました」と切り出し「最後の打席の前も、各選手がいろいろつないでくれた形だった。何とかかえしたいなと思っていたので(打球が)抜けてくれたのを確信して、ホッとしました」と笑顔で話した。

 高津監督は「捕手というポジションですごく大変な試合を任せているが、ワンスイングでいい仕事をしてくれるので。打率こそそんなに高くないが、いろんなところで集中力を持って戦ってくれているなと思う」と称えた。

 また、試合前まで14打席連続出塁中だった村上宗隆内野手(22)は初回二死一塁で打席が回り、相手先発・菅野の前に捕邪飛。プロ野球記録の15打席連続にはあと1打席、届かなかった。それでも延長11回一死で内野安打。その後の勝ち越しにつなげた。