7年ぶりの8強入りは果たせなかった。第104回全国高校野球選手権大会(甲子園)10日目の15日、九州国際大付(福岡)は第2試合で高松商(香川)に1―2で敗れて3回戦敗退。2015年大会以来3度目の準々決勝進出はならず涙をのんだ。
初回に先制点を献上。1点を追う2回一死から5番・佐倉侠史朗、6番・白井賢太郎、7番・浅嶋大和の2年生トリオが3連打を浴びせ、すぐさま同点に追いつく。だが4回に勝ち越しを許してからは三塁すら踏めず、5回以降はわずか1安打に抑え込まれた。
先発マウンドに立った香西一希(3年)、2番手・池田悠舞(2年)のリレーで9安打を浴びながらも2失点でしのいだが、自慢の強力打線が機能しないまま1点差に泣いた。試合後の楠城徹監督(71)は「福岡県大会から打撃のほうが振るわなかった。そういう面ではたくさんの課題が残った」と反省の弁を口にしながら振り返った。
今春センバツに続き「2年生ビッグ4」の1人として注目を浴びた佐倉は、この日得点につながる今大会初安打をようやく放ったものの終わってみれば2試合で8打数1安打2三振、打率1割2分5厘。聖地スタンドに期待された高校通算22本目の豪快アーチを叩き込むことができず2度目の甲子園も再び不発に終わった。
身長182センチ、体重104キロの2年生スラッガーは「悔いの残る大会だった。泣いている3年生にかける言葉が見つからない中で(先輩たちから)『お前が主軸でもう一回連れてこい』と言われた。甲子園に帰ってくるだけでは意味がない。そこで自分が打って勝てるように」と悔しさを露にした。また、高松商のプロ注目選手・浅野翔吾(3年)の印象については「恐怖だったし、凄いオーラがあった。チームを引っ張る力というのもお手本になるような選手」と述べ、戦いながらも感銘を受けていた様子だった。
そんな次期中心の主軸に対し、指揮官も「佐倉に関しては甲子園では打てないんですから。それを覚悟して、厳しい冬を過ごさせたいなと」と言い切った。来年こそは四天王の一角として聖地凱旋とともに強打を連発させたい。












