連夜の〝根負け〟だ。巨人・桑田真澄投手チーフコーチ(54)が4―6で敗れた28日の広島戦(マツダ)後、約2か月ぶりの先発登板で3回3安打4四死球の4失点に終わった赤星優志投手(23)に喝を入れた。

 前夜の敗戦同様、投手陣の課題が露呈した。初回に中田の犠飛、岡本和の適時打から2点を先制したが、直後の守りで6月23日のDeNA戦(東京ドーム)以来の先発となった赤星が乱調。3四死球で二死満塁のピンチを招くと、堂林に2点適時打を放たれ、あっさりと同点を許した。

 3回にも坂倉に勝ち越し2ランを被弾し、主導権がスルリ。「立ち上がりから死四球を出して点を与えてしまい、初回に先制してもらったのに守り切れず申し訳ないです」とこの回限りでお役御免となった。

 前日の試合でも、0―1で迎えた4回に中田の16号2ランで逆転したものの、その裏の守りで先発の若手右腕・直江が逆転を許して敗れており、原監督も「やっぱり点を取った後のイニング(守り)だよな。何とか粘って、もう少し粘りを見せながらね、投手も含めて守りというところでしょうね」と頭を悩ませていた。

 当然、桑田コーチもがっくり。「(赤星は)期待していたんですけど、大事に行きすぎたというね。もうちょっと気迫とかそういうものを前面に出して投げてもらいたいですよね」と右腕に苦言。「次回も先発で投げてもらおうと思います。次は結果を出してくれると信じてますのでね」と次回登板へはっぱをかけた。

 背信投球も次回登板のチャンスをもらった赤星。首脳陣の期待に応えるためにも、次こそは投げ勝ちたいところだ。