フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールが(30)が、今季のパフォーマンスでナスル・アルケライフィ会長の信頼を勝ち取ったようだ。

 ネイマールはPSG入りしてから、スター級の活躍を見せてないことから、昨オフにはクラブが放出に動いていると現地メディアで報じられた。しかもフランス代表FWキリアン・エムバペがスペイン1部レアル・マドリード入りから一転、昨季終了後に契約を更新した。

 そのため、アルケライフィ会長はフランス紙「ル・パリジャン」に欧州チャンピオンズリーグ(CL)などのタイトル獲得へ向けて「我々は、もう一度、謙虚にならなければならない。試合に影響を与えるようなケガ、出場停止、ファウルを避ける必要がある」。ネイマールを標的にしたようなコメントを残した。

 それでも本人がパリ滞在を望んでいたこともあってか、放出は実現せずシーズンがスタート。するとネイマールはリーグ開幕から3試合で、5ゴール6アシストと爆発。一方で13日のモンペリエ戦ではエムバペにPKを譲らず、不仲が表面化する事態もあった。お気に入り選手に対する〝無礼〟な行為は会長の怒りを買いかねない。

 ところが、フランスメディア「フット01・コム」によると、同会長は2人の確執について「まったく問題ない。問題を起こしているのはメディアの方だ。兄や弟と口論するのは普通だろう。彼らはとてもよいチームメートだ」と一蹴したという。このコメントは、暗にネイマールを評価しているとも解釈できそうだ。

 ただ、今季の好パフォーマンスは11月に開幕するカタールW杯を見据えて、オフから仕上げてきたからと指摘する声もある。それだけに同メディアはW杯後の〝反動〟を懸念しているが、果たして…。