制限解除も裏目に出た。巨人の守護神・大勢投手(23)が6日のDeNA戦(東京ドーム)で自身初となる回またぎでの投球を行ったが、佐野に痛恨の勝ち越し弾を許し、敗戦投手(2敗目)となった。
大勢は同点で迎えた延長10回からエース菅野に代わって2番手で登板すると、嶺井、オースティン、桑原をわずか6球で仕留める好救援。その裏の攻撃で打線が決めきれず、なおも同点で迎えた11回にも続投でマウンドに上がった。
10回同様の投球が期待されたが、一死走者なしの場面から佐野に投じた初球を左中間へ運ばれ、これが手痛い勝ち越し弾に…。後続は抑えて最少失点で切り抜けたものの、敗戦後にはベンチで一人ボウ然とする場面が見られた。
今季はここまで疲労度や負荷を考慮し、3連投や回またぎでの投球は控えられていた大勢。それでも前日5日には原監督が「そういう部分(3連投や回またぎ)を教えていかなきゃダメですよ。それ(連投制限)が当たり前と思っていたら、小さな囲いの中で野球をやってるってことですよ。やっぱり太平洋に飛び出さなきゃ」とリミッター解除の可能性を示唆しており、その言葉通りの登板となった。
とはいえ、右腕の続投は指揮官が考える最善策でもあった。原監督は試合後に「あそこは最善の策としてね。1イニング6球で終わってくれたもんですから」とその理由を説明。ルーキーながらもここまで不動の守護神として君臨してきた男なだけに、この日の悔しさをさらなる飛躍の糧とすることができるか、注目が集まりそうだ。












