3年目左腕の宮城大弥(21)が西武打線を手玉に取った。27日の西武戦(京セラドーム)は先発の宮城が緩急自在の投球で凡打の山を築き、9勝目をプロ初完封で飾った。打っては初回に宗の先制2ラン、5回に吉田正の2点適時二塁打などで相手先発の與座を攻略。6点の援護で宮城をアシストした。
最後の打者の山川をチェンジアップで左飛に取るとマウンドで控えめなガッツポーズ。先輩、首脳陣が次々と頭をなで、ポンと叩いた。118球を投げて4安打無四球。お立ち台に上がった宮城は「先頭打者をしっかり打ち取る意識で9回を投げ切れた。めちゃくちゃうれしいです。宗さんと相性がいいのでこれからもお願いします」とあどけなさの残る笑顔を見せた。25日に誕生日を迎えた21歳。ノーヒットノーランを演じるなど今季も無双投球を続ける山本の背中を追い、「僕も最後まで任されたい」との思いを実現させた。
この勝利は監督代行を務める水本ヘッドコーチの初勝利で、宮城はウイニングボールを指揮官に渡そうとした。さすがに水本ヘッドは受け取れず「それはさすがにダメだよ。やさしいとは思ったが、俺は関係ないから、それは初完封のボールとして取っておきなさい」と返したという。
自身3連勝で2年連続の2桁勝利まであと1勝。左腕は「一つひとつ大事なゲームになってくる。一つも落とすことなく全力で頑張っていく」と腕を振り続ける覚悟だ。










