次につなげてみせる――。バドミントンの世界選手権6日目(27日、東京体育館)、女子ダブルス準決勝が行われ、2018、19年大会覇者の永原和可那(26)、松本麻佑組(27=ともに北都銀行)は、前回大会優勝の陳清晨(25)、賈一凡組(25=ともに中国)に13―21、14―21で敗戦。3位決定戦は実施されないため、銅メダルが確定した。

 女王奪還はならなかった。第1シードの難敵は「穴がなくて、攻撃もレシーブも両方固い」と永原が振り返るように、粘り強く拾い、ここぞの場面ではきっちりショットを決めてきた。対するナガマツは我慢比べの場面でミスを喫するなど、実力差を痛感。松本は「本当に王者だなという感じがあった。なかなか崩れないし、こっちの攻撃も簡単には決まらなかった」と唇をかんだ。

 目標だった頂点には届かなかった。ただ、今後に向けての収穫もあった。「自分たちが攻撃をしている展開で点数が入る場面も多かったので、そこまでつなげられたらもっとしっかり戦える」と永原。今大会前に見直した攻撃のパターンの中で、コンビネーションからの得点シーンが随所に光った。その上で、松本は「これからの課題は自分たちの攻撃にどう持っていくか。そこを追求しながら練習でも意識していきたい」とさらなる高みを見据えた。

 パリ五輪の選考会は来年5月からスタート。まだ時間はある。悔しさを糧に、新たな道のりを歩み出す。