日本ラグビー協会は12日、男子15人制の日本代表がニュージーランド(NZ)代表オールブラックスと10月29日に東京・国立競技場で対戦することを発表した。NZとのテストマッチは2018年以来7度目。

 この試合は「リポビタンDチャレンジカップ2022」として開催される。リポビタンDの大正製薬は、長らく日本のラグビーを支えてきたスポンサー。一方、ニュージーランド協会とも今年から「グローバルパートナー契約」を結んでいる。いわば「ファイト・一発!」のリポビタンDを看板商品とする同社でつながった〝兄弟対決〟の一戦となる。

 オールブラックスは公式ツイッターで「コンニチハ ジャパン」とエールを送った。大正製薬はNZ協会との契約について「日本代表『トップパートナー』としての活動と合わせ、国内の競技者やファンのさらなる増加につなげ、日本ラグビー界全体のさらなる発展を支援する様々な取り組みを行ってまいります」とホームページで説明している。

 現在世界ランキング10位の日本は、対NZ戦の勝利はない。一方のオールブラックスは昨秋から年をまたいで直近6試合で1勝5敗と大不振にあえいでいる。6日には南半球4か国対抗「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」のアウェー戦で南アフリカに10―26の大差負けを喫して24年ぶりのテストマッチ3連敗となり、世界ランキングも5位へ転落と過去最悪を上書きした。

 王国のあり得ない事態に、イアン・フォスター監督へのメディアの風当たりも強まる。低迷が秋まで続けば、日本のチャンスも広がりそうだ。