全国大学ラグビー選手権決勝(11日、東京・MUFG国立)、関東対抗戦1位の明大が同3位の早大を22―10で下し、7大会ぶり14度目の優勝。両チームで唯一、1年生で先発出場したFB古賀龍人が〝V奪還〟の立役者となった。

 昨夏の日本代表合宿に招集されたFB竹之下仁吾(3年)がリザーブに回り、古賀が先発起用された。攻守の要として、1年生ながら堂々たるプレーを見せ「自分もこれまで積み上げてきたものがある。僕と仁吾さん、同じプレイヤーではなくてそれぞれ良さがあるので、そこは自信を持ってやっています」と力を込める。

 その上で「よく1年生で1人とか言われるけど、そこは学年関係なく任せられた以上、やることをやるだけ。今日は100点とは言えないけど、高いパフォーマンスを出せたので良かった」と満面の笑みを浮かべた。

 古賀は神奈川・桐蔭学園高時代の2年先輩にあたる日本代表FB矢崎由高(3年)とのマッチアップとなった。「ハイボールに入る時の勢いとか、カウンターアタックは今日もいいパフォーマンスを出せた」と手応えを口にした。

 当初、決勝にはWTBで出場予定だったという。「準決勝が終わってWTBで出ると思っていたけど、仁吾さんが練習にあまり参加できていなくて。今週の火曜日(6日)ぐらいに(ヘッドコーチの高野)彬夫さんから『多分FBで行くぞ』と伝えられた」と明かす。

 試合前の校歌斉唱後には、竹之下から「頑張れ。任せるよ」とエールを送られた。「そこはすごく自分に自信を持って、プレーすることができた理由だと思う」と感謝を語った。

 決勝の舞台で存在感を示したスーパールーキーは「ラグビーをやってる以上、そこ(日本代表)は目指す場所だと思っている。頑張ります」と、さらなる飛躍を誓った。