新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」10日広島大会Cブロック公式戦で、ザック・セイバーJr.(34)がEVILを秒殺し4勝目を挙げた。
衝撃的な決着だった。前日のコメントで「瞬殺」を予告されていたザックは、「ハウス・オブ・トーチャー」の奇襲を予想したのか、自身の入場コスチュームをヤングライオン・藤田晃生に着せておとりとして入場させる。この罠にかかって藤田に襲い掛かったEVILとセコンドのディック東郷のスキを突き、逆に奇襲を仕掛けることに成功した。場外鉄柵にEVILを叩きつけて大ダメージを与えることに成功する。
さらにリングに戻ってもザックの独壇場だった。ザックドライバーを回避されたザックは、EVIL(変型大外刈り)をかわすとヨーロピアンクラッチ。電光石火の3カウントを奪い、わずか44秒で暗黒の王を葬った。
1敗を守りブロック突破争いで優位に立ったザックは「アイツら、今日は何もできなかったな。これでエネルギーを温存できる。武道館(16日)で内藤(哲也)と当たる。勝って準決勝に進出し、優勝決定戦に上がる。スケジュールはキツイけど、今日はエネルギーを無駄にしなかったし、大丈夫だ」と豪語。この日のメインで棚橋弘至が2敗目を喫したことにより、ザックは内藤との最終公式戦に勝つか引き分ければブロック突破が決まる。
一方で屈辱の秒殺負けとなったEVILは脱落が決定。「いいか、藤田、孫の孫の代までうらんでやるからな! 夜道に気をつけろ」と八つ当たりしていた。












