首位・ソフトバンクは10日の日本ハム戦(ペイペイ)に0―2の完封負けで、今季2度目の4連敗を喫した。9回二死満塁の好機をつくるもあと一本が出ず終戦。それ以上に、新型コロナ禍と故障者続出のチームに追い打ちをかける事態が生じた。
初回に先頭・三森大貴内野手(23)が一、二塁間への緩いゴロを打ち、一塁へ頭から滑り込んで内野安打とした。だが、左親指が一塁ベースに引っかかるような形で患部を痛めてベンチに下がり交代。試合後、藤本博史監督(58)は沈痛な表情で「骨折です」と明かした。
さらに5回の守備から退いた中村晃外野手(32)は腰痛を発症。守備中に異変を感じての交代だったが、今後については「これもまだ分からない」と指揮官は声を落とした。相次ぐ有事に「もう本当に緊急事態」と目を閉じながら、大きくタメ息をつくしかなかった。
成長著しいリードオフマンの離脱が決まり、野球IQの高いベテランも満身創痍の状態。この日、コロナ離脱から甲斐とデスパイネが二軍で実戦復帰を果たしたが、調整にはもう少し時間を使いたいところ。12球団随一の戦力を誇るとはいえ、ソフトバンクが今季最大のピンチに陥った。












