大炎上だ。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)から「キャディー騒動」で注意処分を受けた大西葵(28=YKK AP)が27日、兵庫県内で報道陣の取材に対応。トラブル発生後に初めて公の場で口を開いたが、ネット上では批判が相次ぎ再び炎上する事態となった。一連の騒動を通じて、JLPGAと大西の対応のお粗末ぶりが浮き彫りとなった格好だ。
ことの発端は6月23日の「アース・モンダミンカップ」初日(千葉・カメリアヒルズCC)の17、18番だった。JLPGAによると、大西の帯同キャディーが同伴競技者とそのキャディーに舌打ちをし、大きな声を発したという。同協会は25日には違反行為を事実認定し、大西と帯同キャディーの両者を注意処分とすることを発表した。
この日、大西は騒動発生から初めて報道陣の取材に対応し「本当に申し訳なかった」と謝罪する一方で、帯同キャディーに対しては「(同伴競技者らに)怖い思いをさせて、いきなり怒鳴ったりしたことに関しては本人から謝ってほしい」と本音を吐露。これにはネット上で「自分を正当化しているようにしか見えない」「自分のことは棚に上げている」などと批判的な意見が相次いだ。
大西は処分が発表された25日にも自身のインスタグラムに謝罪の言葉とともに「キャディーが暴言を吐いた」「本当に許せませんでした」と記して炎上したばかり。この日も改めて帯同キャディーに対する〝恨み節〟を口にしたことで、逆に本来の目的であるはずの謝罪や反省の意味合いが薄れてしまった印象は否めない。
一方で、JLPGAの対応も〝お粗末〟だった。寺沢範美副会長は「慎重に審議した結果、皆さまへのご報告に時間がかかってしまった」と釈明したが、肝心の調査や審議の詳細については明かさなかった。ネット上には騒動発生時の映像が残されており、大西と帯同キャディーが同じ「注意処分」であることに納得していないファンも少なくない。そもそもトラブルの発生から処分までに約1か月を費やしており、初期対応の遅れが騒動の拡大を招いたことは明らかだ。
いずれにせよ、大西は本業のプレーではなくトラブルで大きな注目を集めてしまった格好。イメージの回復には、まだまだ時間がかかることになりそうだ。












