巨人は9日のDeNA戦(東京ドーム)で6安打、4四球を選びながらも決定力を欠き、0―2の零封負けを喫した。

 相手先発・浜口の好投に阻まれ、ようやく8回二死からこの日初めての連打が丸、岡本和に生まれて一、二塁のチャンスをつくった。だが、続く5番打者のポランコが2番手・伊勢のフォークに一ゴロ。結果的に三塁も踏めず、ゲームセットを迎えた。

 原辰徳監督(63)は「やっぱり打線がもう少し行かないとね! 暑い中でも、この東京ドームといういい環境でやっているわけだからね。もう少し暴れないといけませんね」とハッパをかけた。

 もちろん、打線は水物でもあるが、3~5番のクリーンアップは固めたいところ。特に5番は坂本勇人内野手(33)が右ヒザのケガから復帰した6月9日から務めてきた。しかし、腰痛を発症したため、今月7日から再び離脱。不動の4番・岡本和の後を打つ5番には中島、中田、この日はポランコが入り、3日連続で日替わり起用となっている。

 元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(50)は「(坂本)勇人がいなくなって5、番バッターを固定できればね」と理想を掲げつつも「固定できればいいけれど、今のところは流動的にやるしかないかな」と思案顔だった。当面の間は、相手投手との相性や選手の状態を見極めながら起用していく方針という。

 かねて指揮官が打線のカギとしてきたのが、1番と5番打者。坂本で落ち着いたかに思われた「5番問題」で再び頭を悩ませることになりそうだ。