巨人の新助っ人、マット・アンドリース投手(32)が9日のDeNA戦(東京ドーム)に先発し、5回1失点で降板した。
試合はスコアボードに「0」だけを並べた打線の援護に恵まれず、4度目の登板でも来日初白星をつかむことはできなかった。右腕にとっては、左ふくらはぎに打球が直撃して降板となった6月18日の中日戦(バンテリン)以来の登板で「3週間ぶりにマウンドに上がって少し緊張したけれど、良い感覚で投げることができたよ」と満足げにコメントした。
ただ、気がかりなのは、右打者に対して被打率があまりにも高い点だ。スタメンに野手6人の右打者を並べたDeNA打線に対し、アンドリースは低めに集めた一方で、コースは真ん中から外寄りに集中。内角に投げ込むことはほぼないため、相手の右打者はホームベースの外寄りに意識を置くことができる。この日許した7安打のうち、5安打が右打者に浴びたもの。点取りゲームの傷口としては最小限にとどめる粘りはみせたが、4回にソトに食らったソロもやや外寄りの変化球だった。
これで被打率は左打者を1割6分1厘(31打数5安打)と抑え込む半面、右打者には4割4分4厘(36打数16安打)となった。右投げの投手としては異常な数字だろう。
原辰徳監督(63)も「もう少し右バッターに対して工夫が必要でしょうね。左バッターに対してはかなり自分の間合いで投げている感じに見えますけど」と注文をつけた。ローテを回る上で右打者対策は急務と言えそうだ。












