スペイン1部バルセロナで神童と称される同国代表MFガビ(18)が契約延長に難色を示し、他クラブとの交渉が可能となる来年1月にフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)と入団へ向けて正式交渉する運びとなった。

 ガビは今季終了後の2023年6月までの契約となっているためバルセロナ側は契約延長を打診しているが、いまだに延長には至っていない。

 多くのビッグクラブが注視する中、いち早く動いたのがPSGだ。スペインメディア「トードフィチャージェス」は「バルセロナは契約更新を完了できていない。彼との間に信頼ができていない」と契約延長が暗礁に乗り上げていると指摘した上で「ガビがPSGのオファーを高く評価した」と報道した。

「PSGは選手のエージェントであるイバン・デラペーニャと何度か連絡を取り合っており、フランスのクラブが作戦に取り組む意向をすでに伝えている」とガビ側とPSGがすでに水面下で非公式な交渉を重なているとした。

 バルセロナ側は今後のチームの顔としてガビ流出はなんとしても阻止する構えだが「選手はバルサに留まることを考えていたが、クラブからの最新のオファーは彼の期待に応えられなかった。ガビは彼のキャリアが評価されていないと受け取っており、今季終了後にチームを変更することを考えている」。財政難のバルセロナ側から満足なオファーを得られず、より好条件を提示するビッグクラブへの移籍に傾いているという。

 そこで本命候補となっているのがカタール政府をバックに莫大な資金力を持つPSG。「MFベラッティの後任として望んでおり、彼を説得するためにあらゆる手段を講じる。カードはすでにテーブルに置かれた」と同メディア。他クラブの追随を許さない破格オファーを打診しているとみられ、正式交渉が解禁される来年1月に電撃合意を目指す構えだ。
 ガビが新銀河系軍団に加わることになれば大きな注目を集めることは間違いないだけに、今後の動向が気になるところだ。