米大リーグ機構は8日(日本時間9日)にオールスター戦(19日=同20日・ロサンゼルス)の先発野手を対象としたファン投票の最終結果を発表し、エンゼルスの大谷翔平投手(28)はア・リーグのDH部門で、大逆転で2年連続で選出された。得票率52%だった。

 MLB公式サイトのレット・ボーリンジャー記者は自身のツイッターで大谷の喜びのコメントを紹介した。
「昨年、とても楽しかったですが、今年はさらに楽しむことを期待しています。(出場することを)とても光栄に思っていますし、私に投票してくださったファンの皆さんにとても感謝しています。自分がさらにいいプレーをする大きなモチベーションになると思います」

 昨年、日本選手として初出場したオールスター戦前日恒例のホームランダービーに出場するかどうかは、まだ決めていないという。

 1次投票ではアルバレスが221万5456票で1位、大谷は2位で166万4012票と約55万票の大差がついていた。しかし、最終投票では6日(同7日)に発表された途中結果は得票率50%で並び、7日(同8日)は51%対49%で僅差でリード。8日午後2時(同9日午前3時)の投票締め切り直前は52%対48%でリード広げており、逃げ切った。

 投手と控え野手は選手間投票などで選ばれ、10日(日本時間11日)に発表される。大谷は今季、投手で14試合に先発して8勝4敗、防御率2・44、111奪三振と昨季のオールスター戦前を上回る成績(13試合で4勝1敗、防御率3・49、87奪三振)を残しており、こちらも2年連続で選出される可能性は高い。昨季は史上初の投打同時選出され、クアーズ・フィルードでの真夏の祭典に「1番・投手兼DH」で先発して勝利投手になった。打者では2打数無安打に終わっており、今季は特大弾が期待される。

【2018年に記念の一枚】大谷はメジャー移籍1年目の2018年に日本プロスポーツ大賞を受賞した。12月20日に行われた授賞式典にプレゼンターとして登壇した安倍晋三首相が4月の日米会談での会食の際に、トランプ大統領との裏話を披露。「大谷は凄いな!」と絶賛され、首相の秘書にスマホで画像を見せたところ「メラニア(夫人)、世界でオレに次いでいい男だ!」とルックスを褒めたことも明かした。全米に二刀流ブームを巻き起こした大谷も少し硬い表情で記念写真に納まっていた。

【特別枠でプホルス&M・カブレラ出場】米大リーグ機構(MLB)は8日(日本時間9日)にカージナルスのアルバート・プホルス内野手(42)とタイガースのミゲル・カブレラ内野手(39)がオールスター戦19日=同20日・ロサンゼルス)に出場すると発表した。「特別枠」で選出した。今季限りでの引退を表明しているプホルスは11度目、今季3000安打を達成したカブレラは12度目の出場。

 MLBのマンフレッド・コミッショナーは声明を発表。将来の米野球殿堂入りが確実な2人が「球宴参加に同意してくれたことをうれしく思う。歴代の名選手の2人である彼らの功績はこの特別な表彰に値している」と感謝の言葉を伝えた。プホルスとカブレラはハンク・アーロンを含め3人しか達成していない、通算3000安打、500本塁打、600二塁打の大記録をマークしている。ドジャー・スタジアムでどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。