リアル二刀流に称賛の嵐だ。エンゼルスの大谷翔平投手(28)は6日(日本時間7日)のマーリンズ戦に「3番・投手」で出場し、7回2安打1失点(自責点0)10奪三振で今季8勝目を挙げ、打者としても5回に勝ち越し適時打を放ち、4打数1安打2打点、1盗塁と大活躍。この夜、メジャー史に新たな歴史を刻んだ。
自身メジャー初となる5戦5勝でその間、防御率は0・27、33回2/3投げ奪三振46、許した安打はたった16本だ。1913年に自責点が公式スタッツになってから、4試合連続で自責点ゼロ、40奪三振以上した投手は過去に8人おり、大谷は9人目。その中で4連勝も果たしているのは大谷が6人目だが、被安打は大谷の12が最少だ。
この50年間で、3試合連続で0自責点10奪三振以上の両方を果たした4人目の選手。大谷の連続試合無失点記録は21回2/3で止まったが、味方のエラーによる失点だったため、連続無自責点記録は28回2/3となおも継続中だ。これは過去50年間におけるエンゼルスの先発投手で3番目の最長となる。
また、1920年に打点が公式スタッツになってから、1試合に10奪三振しながら2打点と盗塁をマークした選手は大谷のみ。地元オレンジ・カウンティー・レジスター紙「大谷がエンゼルスの連敗を腕とバットでピシャリと止めた」、大リーグ公式サイト「『彼は自分の喉の渇きをいやすことができない』最新の大谷はまたしても驚異的」、FOXスポーツ「大谷翔平は支配力を持って、MLBの歴史の書き換え続行中」……と、各メディアは大谷を絶賛する報道で埋め尽くされた。
CBSスポーツやヤフースポーツでは、大谷のサイ・ヤング賞の可能性を示すオッズがランキング外からここ数試合で一気に下がり、BetMGMではレイズのマクラナハン(+250)、アストロズのバーランダー(+260)、ヤンキースの(+850)に次いで+900と4番手に躍り出たことを伝えている。
そんな説得力のあるパフォーマンスが影響したのか、7日(同8日)に発表されたオールスター戦(19日・ロサンゼルス)の先発野手を対象とした最終投票の途中経過で、ア・リーグの指名打者(DH)部門は1次投票で2位だった大谷が51%となり、同1位で49%のアストロズのアルバレスをわずかにリードした。6日時点では、大谷とアルバレスは50%で並んでいた。投票は8日(同9日)に締め切られる。
この日のオリオールズ戦には「3番・DH」で先発。快投の次は快音を響かせ、球宴出場を決めたい。












