米ツアーが、サウジアラビアの政府系ファンドが支援する超高額賞金の新ツアー「LIV招待」参戦選手のうち、米ツアーメンバーを返上していない選手に、来季のメンバー更新ができないと通達した。

 米誌「ゴルフダイジェスト」によると、通達があったのは1日。2週間後にスタートする新シーズンを前に、ツアーメンバー資格の更新を受ける資格がないとの趣旨だったという。新ツアーに移籍したダスティン・ジョンソンやパトリック・リードらは自ら資格を返上しているが、フィル・ミケルソン、ブライソン・デシャンボーら22人は放棄に至っていない。

 しかし米ツアー側は、この22選手は契約に基づく重要な義務を果たさないと合理的に予想され、ツアーは選手と会員契約を結ぶことはできないと主張。つまりLIV参戦がこれにあたるというわけ。このような根拠から通達の文書に「ツアーメンバー資格は2022―23年シーズンに向けて更新することはできませんし、されることもありません」と明記されているという。

 ミケルソンらは先月3日に米ツアーの追放処分が反トラスト法違反だとして提訴しており、今回の文書にも反発しているとみられる。