新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」24日大田区総合体育館大会のDブロック公式戦で、エル・ファンタズモ(35)が高橋裕二郎(41)とのバレットクラブ同門対決を制し、初勝利を収めた。

 試合前には裕二郎からディーバのピーターを一晩貸す代わりに、わざと負けるよう持ち掛けられた。見るからにスケベな顔でこれを承諾したかに見せかけたファンタズモだったが、いざゴングがなると〝無気力試合〟を拒否。あの手この手で裕二郎を攻めたてた。

 その後は一進一退の攻防が続いたが、カバーを返そうとした裕二郎の右腕が急所を直撃してしまい、流れが急転。一気に裕二郎のペースとなり「ハウス・オブ・トーチャー」のSHOにまで乱入される。

 それでもファンタズモは、裕二郎が手にしていたトーチャーツール(レンチ)で殴られたフリをして倒れこみ、レフェリーに反則を疑わせる。それに抗議する裕二郎のスキを突いて急所攻撃からサドンデス(トラースキック)を発射。場外のSHOにもトぺ・スイシーダを見舞うと、最後はサンダーキス86(ダイビングボディープレス)で裕二郎を圧殺した。

 試合後のバックステージには、氷で局部を冷やしながらピーターと登場。「俺のタマがやられたぜ。でも、東京ピンプという名のレスラー(裕二郎)のことはリスペクトしたいと思う」とスポーツマンぶったが、その後は見るからにスケベな顔でピーターとイチャつき、報道陣をあきれさせた。

 一方で敗れた裕二郎は「ELP、約束が違うだろう。俺に勝たせてくれたらピーターを一晩貸してやるっていったんだよ。なんだよ、ピーターしっかりと取り戻してやるよ」と奪還宣言。身内同士で女性を取り合う不毛な抗争が勃発した。