〝嫌がらせ男〟に俺はなる――。阪神・糸原健斗内野手が18日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、500万円ダウンの年俸5500万円でサインした。今季は打率2割9分4厘をマークしたが負傷欠場など戦列を離れる時期も多く、出場は63試合どまり。規定打席にも届かなかった。

「自分にとってもチームにとっても悔しいシーズンだった。来年は死に物狂いでユニホームを泥まみれにして頑張りたい」と引き締まった表情で語った。

 目指すべきスタイルは「相手から嫌がられる男」だ。「僕はホームランをバンバン打つタイプではない。でも全員が4番バッターでも(チームが)勝てるわけではない。(1番打者の)近本が積極的に打って塁に出て、次の僕が相手投手に対して粘って球数を稼ぐなどしてジャブを入れたい」。手本として挙げたのはソフトバンクの中村晃。「粘れますし四球も取れますからね。絶対に投手からすれば嫌だと思う」。

 泥臭さとガムシャラな情熱は天下一品。金本前監督からも「実戦向き」と高く評価された背番号33が来季も虎をけん引する。

(金額は推定)