欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第5節が2日(日本時間3日)に行われ、E組チェルシー(イングランド)はセビリア(スペイン)に4―0で圧勝し、同組1位での決勝トーナメント進出を決めた。

 前節ですでに16強入りを決めているチーム同士の一戦。1位通過を懸けた試合は一方的な展開となった。大幅に先発を入れ替えたチェルシーは前半8分、FWオリビエ・ジルー(34)がペナルティーエリア右でパスを受け、トラップで相手をかわして先制ゴール。前半はこの1点だけだったが、後半に入るとジルーはさらに輝きを増した。

 9分、GKの飛び出しを冷静に対処してループシュートで2点目。29分にはMFカンテのクロスをニアで頭で合わせてハットトリックを達成。38分には自ら得たPKを決めて、ゴールショーの幕を降ろした。

 34歳63日でのハットトリック達成は、CLが現行制度になってからは史上最年長記録。これまでは2019年3月12日の決勝トーナメント1回戦第2戦でアトレチコ・マドリード(スペイン)を相手に達成したユベントス(イタリア)のFWクリスチアーノ・ロナウドの34歳35日が記録だったが、それを28日塗り替えた。

 ジルーは今季、出場機会が少ないことを理由に「冬には決断しないといけない」と1月の移籍を示唆してきた。フランク・ランパード監督(42)は慰留を続けているものの、この日もセカンドチームの扱いとなっていただけに、去就に注目が集まりそうだ。