【アレクサ・ブリス(ロウ)】

 WWEを恐怖のどん底に陥れて続けているのが〝小悪魔〟ことアレクサだ。2013年にWWEと契約。155センチ45キロと小柄でキュートなルックスながら、実力は本物で16年12月にはベッキー・リンチからスマックダウン(SD)女子王座、17年4月にはベイリーからロウ女子王座を獲得。20年4月にはニッキー・クロスと組んでカブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン)からWWE女子タッグ王座を奪取した。

 ところが同年7月に〝悪魔〟ことザ・フィーンド(ブレイ・ワイアット)に洗脳されると、あらゆる選手に魔術や呪いを仕掛けるようになり、ランディ・オートンには火炎放射の無法行為を働いた。その後は女子選手に狙いを定め、無差別テロを働いた。

 昨年7月にワイアットが退団後は動向が注目されたが、その後も不気味な人形「リリー」を抱きつつ不可解な行動を続けた。2月サウジアラビア大会のエリミネーションチェンバー戦後はプツリと姿を消してしまう。

 そのまま闇の世界へ戻ったのかと思いきや、10日のロウ大会で電撃復帰。欠場中の4月には人気ロックシンガーのライアン・ガルシアと、結婚式を挙げており、30歳の人妻となっていよいよ〝小悪魔〟からも卒業かとも思われたが、以前と同じように不気味な人形「リリー」を持って登場した。

 アレクサはオフィシャル職を解任されたソーニャ・デビルと対戦。わずか41秒、必殺のツイステッドブリス(旋回式ダイビングボディープレス)で3カウントを奪い、復帰戦を勝利を飾った。翌週の再戦でもソーニャをDDTでKO。24日にはニッキーASHもツイステッドブリスで葬った。まだ以前のような魔術や催眠術は繰り出していないが〝小悪魔〟の魔性がいつ爆発するのか、選手もユニバース(ファン)も戦々恐々とアレクサの今後を見守っている。