スペイン1部レアル・マドリードが、ドイツ1部ドルトムントで〝超神童〟と称されるFWユスファ・ムココ(17)の獲得に乗り出すことになった。

 ムココは強豪ドルトムントで16歳になった直後にトップチームデビューを果たすと、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の初出場やドイツ1部での初ゴールなど数々の最年少記録を更新して次世代の超怪物ストライカーとして注目を集めている。

 今季はたび重なる負傷などで苦しんだが、14日に行われた最終節のヘルタ戦では鮮烈な決勝ゴールを奪って改めて存在感を見せた。

 そうした中、Rマドリードが将来のエース候補としてムココに触手を伸ばしている。スペインメディア「フィチャージェスネット」は「Rマドリードがムココと契約するために1000万ユーロ(約13億5000万円)を準備する。関心は現実のものとなっており、取締役会はすでにムココへの最初の正式なオファーを準備している」と報じた。

 ムココはドルトムントと2023年6月までの契約を結んでいるが、契約最終年を前に欧州各国の強豪クラブが関心を寄せており、クラブ側も移籍金を得るために条件次第で放出を検討し始めた。18歳未満の国際移籍は禁じられているものの、EU内に居住する選手がEU内で移籍するケースは認められており、ムココの今夏の移籍に障がいはない。

「Rマドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はできるだけ早く彼の契約を確保したいと考えている」とスペイン屈指の名門は早期に交渉をまとめて電撃獲得を狙っている。

 ムココが加入すれば名門復帰を目指す日本代表MF久保建英(マジョルカ)ともポジションが重なるため、去就に影響する可能性もある。今後の動向から目が離せなくなってきた。