雨ニモマケズ、逆転だ。巨人が12日のDeNA戦(横浜)で、グレゴリー・ポランコ外野手(30)の6号同点ソロ、岡本和真内野手(25)の12号勝ち越しソロと、2者連続アーチにより一気に試合をひっくり返した。

 眠れる大砲が目覚めた。1点ビハインドの3回、先頭打者・ポランコはここまで好投を続けていた相手先発・大貫の投じた7球目、135キロのスプリットを捉えると、打球をG党が待つ左翼席へ。3日の広島戦(マツダ)以来となる久々の一発で試合を振り出しに戻した。

 続く主砲も黙ってない。ベンチの興奮冷めやらぬ中、岡本和は大貫がまたしても投じた134キロのスプリットを完ぺきにヒッティング。打球は左中間スタンドへと吸い込まれるように伸びていった。岡本和も前出カードとなる4日の広島戦(マツダ)以来の一発。待望の快音を響かせて試合を一気にひっくり返した。

 この日の横浜スタジアムは試合開始時点から強い雨が降り続け、マウンド上の投手や守備陣も大きな影響を受けていたほどの難しいコンディション。そんな中でも集中力を欠かさなかった主軸のスイングが、チームに大きな勢いをつけた格好だ。