打線の勢いが止まらない。ソフトバンクが8日のロッテ戦(ZOZOマリン)に8―4で快勝。6連勝を飾った。
令和の怪物・佐々木朗に始まり、防御率0点台だった石川、ロメロが先発してきた敵地で合計47安打を放ち圧倒した。ヒーローは2度の好機でタイムリーを放ち3戦連続マルチ安打を記録した中村晃外野手(32)だ。「すごく野手のみんながいい感じで、雰囲気がいいのかなと思う」とベンチ内のムードについて話した。
藤本監督がエース級攻略の〝模範〟とする存在でもある。今回の連勝はオリックス・山本との対戦から始まった。指揮官が掲げたのが打線の〝全員・中村晃化〟だった。「いい投手には、がっついていくのも大事だし球数を投げさせるのも大事。追い込まれたら打てないから積極的に打たないといけないけど、球数も投げさせてくれと。口で言うのは簡単だけど大変だと思う。全員が中村晃にならないとダメ」
甘い球が来れば早いカウントでも打って出る。それでいて追い込まれたら粘って球数を投げさせる。指揮官の理想とした攻撃が決まって山本に5回1/3で124球を投げさせて7点を奪って攻略に成功すると、そこから勢いに乗った鷹打線は次々と好投手の防御率を急悪化させた。
今カードは佐々木朗にこそ苦戦したとはいえ、石川を3回7安打2四球5失点でKO。この日のロメロも4回7安打4四死球6失点で粉砕した。積極的に打って出る姿勢に加えて粘りも光った。チーム打率は2割7分5厘に到達した。
中村晃は「若い選手が頑張っているので、負けじと僕らも頑張らないといけない」。指揮官の理想を体現して若手が増えた打線を引っ張っている。












