阪神は8日の中日戦(バンテリン)に4―3で逆転勝利。鬼門・名古屋の地で今季6戦目にしてようやく初勝利を挙げた。

 試合開始前時点で18打数1安打と大ブレーキに陥っていた大山悠輔内野手が、1―3と2点を追う7回に、値千金の同点5号2ランをマーク。打撃不振を受け、この日は7番まで打順を〝降格〟させられていた背番号3が意地の一撃を放った。

 相手先発・柳にフルカウントまで追い込まれながら、スライダーを捉えた会心の一撃を「まずは同点に追いつけたことが良かった。試合に入る前からスコアラーさんとしっかり準備をしているので」と大山は振り返った。

 前日のカード2戦でも大山は適時打をマーク。矢野監督も「重く受けとめる必要はないけどスタメンで出ている責任もある。悠輔はチームの中心にならないといけない選手。いいところで一本が出て良かった」と〝主砲〟の一発に、ほんの少しだけ安堵の表情を見せた。やはり大山の復調なしにチームの上昇はない。