陸上女子の不破聖衣来(拓大2年)が、7月の世界選手権(米オレゴン州)の日本代表選考会を兼ねた女子1万メートルの日本選手権(7日、東京・国立競技場)を欠場したことを受け、陸上ファンから〝英断〟との声が相次いでいる。
 
 昨年12月に同種目で日本歴代2位となる30分45秒21を記録するなど、めざましい活躍を見せていたが、1月の全国都道府県対抗女子駅伝後に負傷。右足のアキレス腱(けん)周囲炎の影響で一時は歩くことも控えていた時期があった。ただ、先月の日本学生個人選手権には出場しており、ファンの間では不破の決断に注目が集まっていた。
 
 結果は欠場という残念な事態となったが、ネット上では「無理して長引かせるより休んだほうがいい」「不破聖衣来選手、欠場。英断だと思う」「これから長い選手生活のために、今回欠場するのは適切な判断になると思ってます!」「残念ですが、将来があるから! 体調戻してください次に期待しています」などと肯定的な意見がほとんどだ。

 プロ野球で史上16人目となる完全試合を達成し、歴史に名を刻んだロッテの佐々木郎希投手(20)は、大船渡高3年時に岩手県大会の決勝・花巻東戦で登板を回避。チームは2―12で大敗し、35年ぶりの甲子園出場はならなかった。当時は否定的な意見が多かったものの、ケガに細心の注意を払ったきたおかげで、今の佐々木がある。

 不破も、佐々木のように今回の決断が〝英断〟と言われるような走りを見せてほしいところ。ファンからは「世界陸上で活躍が見れないのは残念だけど、パリ五輪に向けて頑張れ」「ゆっくり治して、また駅伝シーズンで快走を見せてほしい」と今後への期待が相次いだ。