伸びしろは無限大だ。競泳のアジア大会代表選考会兼日本選手権最終日(1日、横浜国際プール)、女子200メートル背泳ぎは、高校1年の成田実生(15=金町SC)が2分10秒45の自己ベストで初優勝。すでに個人メドレーでアジア大会代表入りを決めている新星が、背泳ぎでも存在感を示した。
若さを感じさせない計算通りのレースプランだった。「前半は少し抑えた」とあえてペースをキープしつつ「最後にテンポを上げた」と残り50メートルでギアチェンジし、頂点を勝ち取った。レース後には「まさか優勝できるとは思っていなかった。すごいうれしいし、ベストタイムも2秒くらい縮めることができた」と満面の笑みを浮かべた。
無欲でつかんだ初V。喜びに浸る一方で、飛躍の予兆はあったという。「短水路でもベストタイムを3秒くらい縮めることができていた。もしかしたら(長水路でも自己ベストを)出せるんじゃないかなと思っていた」。大会で得た学びをすぐさまプラスに変えるのが、成田の飛躍の要因だ。
最高の形での締めくくりは、大きな自信となった。「最終日にいい結果を残すことができたので、体力もすごいついていると思うし、個人メドレーの背泳ぎももっと速いタイムで入っても、もしかしたら後半も持つかもしれない」。本職の個人メドレーでも、さらなる好タイムが期待できそうだ。












