【英リバプール27日(日本時間28日)発】欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦で3季ぶりの優勝に挑むリバプール(イングランド)は、ホームでビリャレアル(スペイン)に2―0で先勝した。後半8分にオウンゴールで先制し、10分にFWサディオ・マネが加点。日本代表MF南野拓実の出番はなかったが、スコア以上に圧倒的なゲーム内容だった。

 リバプールのOBで元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏は「完全に試合を支配していた。私が見た中で最高のリバプールだった。この信じられないほどのチームを止めるのは不可能だ」と語り、元同代表DFリオ・ファーディナンド氏も「最高のリバプールを見た」と絶賛。実際にこの日のシュート数はリバプールの20本に対し、ビリャレアルは1本と力の差を見せつけた。

 すでに今季のリーグカップ戦を制したリバプールは、リーグ(首位と勝ち点1差の2位)、イングランド協会(FA)カップ(5月14日の決勝に進出)と3冠の可能性を残すとともに、欧州CLを制してイングランド勢初となる4冠を手にする大チャンス。この日、ビリャレアルを圧倒したことからも快挙への期待は高まっている。

 ユルゲン・クロップ監督は「私たちは前向きに取り組み続けている。これまでのところ、すべては良好だ」と話し、まずは敵地で戦う第2戦(5月3日)に向けて準備を進めていく。