エンゼルスの大谷翔平投手(27)は25日(日本時間26日)に本拠地アナハイムでのガーディアンズ戦に今季初の「2番・DH」で先発出場し、4打数無安打、2三振だった。打率2割1分1厘。チームは3―0で快勝し、10勝(7敗)に到達。首位マリナーズに0・5ゲーム差と接近した。

 開幕から17試合目で初の2番での出場。相手先発は2020年にア・リーグのサイ・ヤング賞に輝いた右腕ビーバーだ。18年は3打数2安打1打点、1二塁打と攻略したが、19年は7打数無安打、4三振とやり返されている。

 初回一死無走者はフルカウントから6球目の外角低めのナックルカーブにバットを止めて一塁へ歩き出すも、判定は「スイング」で空振り三振。3回一死無走者はフルカウントからの7球目、変化球待ちの裏をかかれて92・3マイル(約149キロ)の直球が外角高めへ。手を出せずに見逃し三振だった。

 3度目の対決は5回二死無走者。この日、1番に入ったウォードの先制ソロ弾の余韻が残る中、打席に入った。初球の90・9マイル(約146キロ)の外角直球を積極的に打ったが、遊ゴロに倒れた。

 2番手の右腕ステファンと対戦した7回一死無走者は2ストライクらの3球目、外角スプリットを右手一本ですくい上げたが、一伸び足りずアンツカー手前で右翼手にランニングキャッチされた。これで37打席ノーアーチ。本拠地では開幕から41打数6安打、打率1割4分6厘となり、本塁打も打点も0だ。

 この試合はマドン監督の打線組み換えが適中。「テーラー(ウォード)が本当にいい仕事をしているから、トップ(先頭打者)にしてみてどうなるか見てみたいと感じた。今、彼が先頭を打つのが最も納得のいくことだった」と試合前の時点で打率3割4分6厘と好調ウォードを1番に抜てき。指揮官の期待通りに全打点をマーク。5回に先制2号ソロ、7回にも2打席連発の3号2ランを放ち、ビーバーをKOした。

 快音を発することは出来なかった大谷。チームが勝ったことは救い。ここから巻き返す。