阪神のアーロン・ウィルカーソン投手が23日のヤクルト戦(神宮)に先発登板し、7回途中を3安打1失点。安定した投球内容でゲームをつくったが、味方打線の援護に恵まれず来日初黒星を喫した。
この日唯一の失点となったのが、4回に青木に許した決勝の1号ソロ。カウント3―1からストライクを取りにいった高めへの直球を狙い打たれた。40歳の大ベテランから被弾した一撃を「あのカウントで予想できる配球だっただけに(捕手のサインに)首を振るなり工夫があれば良かったかもしれない」とウィルカーソン本人も悔やんだ。
ヤクルト打線に与えた四死球は0。右腕の最大の武器である制球力はこの日も冴えを見せた。矢野監督も「しっかりとした投球を見せてくれた。さまざまなバリエーションでアウトをとることができる」と背番号52を高く評価した。
「ウメノさんの配球が素晴らしかった。今日は彼のおかげ」と異国の地で巡り会った新たな女房役に最大限の敬意を表したウイルカーソン。「阪神タイガースで戦える選手になれたと思う。チームもチームメートも素晴らしいので、自分の力を出し切ってチームのために戦いたい」と苦境のチームを自身の右腕で救うことを誓った。












