カブスの鈴木誠也外野手(27)を絶賛する声が止まらない。米大リーグ機構(MLB)公式サイトは19日(日本時間20日)に掲載した「大リーグで最もホットな新人ランキング」特集で堂々の1位に選出した。「NPBでの成績がどのように変化するのか不安はあった。まだ、不安は残っているが、気に入らない点を見つけるのは難しい」と評価している。

 同サイトは18日(同19日)のレイズ戦で2安打すると「鈴木がさらに歴史を記録、さらに新たな能力を解き放った」と題する記事をアップ。デビューから9試合連続安打は岩村明憲(デビルレイズ=現レイズ)が2007年にマークした日本人最長記録に並んだと紹介。

 さらに「デビューから9戦連続安打は球団では1943年のアンディ・パフコに並んだ。また、デビューから10試合連続出塁(失策除く)は1901年以降のカブスでアート・ウィリアムズ(02年)、ハル・ジェフコット(48年)、トニー・テイラー(58年)に次いで4人目」と伝えた。

 4月11~17日のナ・リーグ週間MVPに選ばれた鈴木をカブスの先発右腕ヘンドリックスは「本当に感心する。全ての打席で、投球をただ見るなんてことをしない。最初から狙っていく。ああいう打者と対戦するのは頭が痛くなるくらい難しい。同じチームで良かった」と絶賛。主砲ハップも「ナチュラルな能力をたくさん持っているし、自分の目を信頼しているのが彼の打席から伝わってくる」と感心しきりだ。

 18日のレイズ戦では4回の左前打で二塁を狙いタッチアウトとなったがロス監督は「あれは素晴らしいファイトだった。いい走り方をする。まだあまり彼に盗塁の指示を出していないが、今後武器として試していきたいね。勘が本当にいいし、スピードはそれをさらに助けてくれる」と評価。球団公式サイトのバスティアン記者は自身のツイッターで「二塁到達まで8・8秒。上位5%の速さ」と伝えた。今後は長打力、選球眼に続き、快足も注目されるだろう。