新たな一歩を踏み出す。フィギュアスケート男子平昌五輪代表の田中刑事(27=国際学園)が11日、自身のツイッターを更新。「私は20年間にわたって続けてきたフィギュアスケート競技を引退することにいたしました」と報告した。

 元世界王者で2014年ソチ&18年平昌五輪金メダルの羽生結弦(27=ANA)と同期の田中は、11年世界ジュニア選手権で銀メダル。シニア転向後も17年日本選手権で2位に入り、平昌五輪出場を果たした。

 2月の北京五輪切符は逃したが「このように長い間充実した競技人生を歩むことができたのは、ひとえにこれまでご指導くださいましたコーチの方々や関係者の皆様方、支えてくれた家族や友人たち、切磋琢磨し合ってくださった選手の皆様、そして、応援してくださっているファンの皆様のおかげです」などと感謝の言葉をつづった。

 今後はプロスケーターと指導者を志すアシスタントコーチを両立していく方針。「アイスショーの演者を務めるプロとしての活動と、コーチとしての活動の両立は大変難しいことだと覚悟しております。しかし、私はそのふたつのキャリアを両立させることで双方に相乗効果をもたらしたいと考えております。これからは、プロとしても指導者としてもフィギュアスケート界に貢献できるよう、より一層努力してまいります」と決意した。