ロシアがウクライナ侵攻により国際スポーツ界から除外される中、世界トップの実力を誇る同国の新体操界が逆境を逆手に取って独自強化を図ろうとしている。
ロシアメディア「スポーツ24」によると、世界をリードする同国新体操連盟のイリーナ・ビネル会長はロシア除外もどこ吹く風。「これで国内大会で制限なく『何でもできる』ということです。好きなエレメンツ(要素)をいくつでもできる。コーチや皆さんは、ルールが我々の方向に変わったことを知るべきだ」と制裁すらも前向きにとらえた。
また、ロシア独自ルールの新体操大会を国内で開催するプランを述べたうえで、同会長は「もっと競い合う瞬間が訪れるはず。今、アリーナ・カバエワの下で行われたプログラムを準備しています。これらが、私たちを強くする」と断言。独創性と驚異的な柔軟性で世界を驚かせた元五輪金メダリストのプログラムを今の選手にも取り入れ、強化を推進していくという。
困難をも力に変えるあたりは、新体操王国の面目躍如といったところか。プーチン大統領の愛人と噂され、ロシアでは絶対的な影響力を持つと言われるカバエワ氏が強化の支援に乗り出す可能性もありそうだ。












