2大会連続でW杯出場を逃したイタリア代表の監督に元同国代表主将のファビオ・カンナバーロ氏(48)が浮上している。同国紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。

 昨夏の欧州選手権で優勝したイタリアは、カタールW杯欧州予選プレーオフ準決勝(24日=日本時間25日)で北マケドニアに0―1で敗れ、昨夏の歓喜がウソのような絶望の底に突き落とされた。ロベルト・マンチーニ監督は「この試合をコメントするのは難しい。申し訳ない。失望は大きい」と肩を落とした。

 指揮官は2026年6月まで契約を残しており、イタリアサッカー連盟のガブリエレ・グラビーナ会長は即座の解任を否定したが、同紙は2024年まで主要大会が開催されないため、マンチーニ監督は辞任して別のチームで新たな挑戦に乗り出す可能性もあると指摘した。

 その場合に有力視されているのが、現在フリーのカンナバーロ氏だ。元イタリア代表主将は、2006年ドイツW杯では守備の要として全試合にフル出場し、優勝に大きく貢献。引退後、2014年に中国で監督としてのキャリアをスタートさせ、サウジアラビアのアル・ナスルでも短期間ながら監督を務めた。

 カンナバーロ氏のほか、スペイン1部レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督も候補だが、どのタイミングで〝白い巨人〟での任期を終えるかにかかっているという。またマンチーニ監督も自身の去就に関して最終決定は下していないとのことだ。