さすがの〝鉄の女〟も激しく動揺したようだ。北京五輪フィギュアスケート女子で、ドーピング違反が発覚したカミラ・ワリエワを指導するエテリ・トゥトベリーゼ氏の当時の様子が、ロシア選手団スタッフから明かされた。
ロシア「ガゼータ」で、アイスホッケー代表のフィジカルコーチ、ドミトリー・ヤシャンキン氏は北京五輪について振り返った。その中で、世界に衝撃が走ったワリエワのドーピング問題に言及。「ワリエワが転倒する姿を見るのはつらかった」と語った同コーチは、ワリエワの師匠・トゥトベリーゼ氏の当時についても証言した。
「トゥトベリーゼは、選手村の周りを落ち込んだ様子で歩いていた。女子SPの後に見たんだけど彼女は、血の気の引いた顔をしていた。プレッシャーが強かったんだと思う。緊張感が漂っていた」
常に表情を変えず、フリーで転倒が相次いだワリエワに「なぜ勝負することをやめたのか」と〝冷徹〟に言い放ったトゥトベリーゼ氏。心の奥底では、感情が揺れ動いていたようだ。












