2つの〝サプライズ〟が大成功だ――。フィギュアスケート女子で五輪2大会連続メダルの坂本花織(26=シスメックス)が13日、故郷の兵庫・神戸市内のホテルで引退会見を行い「私ごとではありますが、先日結婚をいたしました」と頬を緩めた。
現役最終年の今季は、ミラノ・コルティナ五輪の個人&団体で銀メダルを獲得。世界選手権では金メダルに輝き、有終の美を飾った。「現役の間は練習、試合でたくさんの感情が動かされた。競技者じゃなくリンクに立つことを客観視すると、一生懸命練習するのは青春なんだなと改めて感じる」としんみり語った。
会見前には報道陣にメッセージカードを配布。直筆で感謝をつづるサプライズを敢行した。「記者のみなさん、報道の方には、本当にいろいろな形で私の言葉や思いを文字にしたり映像にしたりしてくださった」と経緯を明かしたが、まだ序章に過ぎなかった。
約1時間に及んだ会見の終了間際には「この場を借りてもう1つご報告があります」と切り出した上で、5月上旬に結婚したことを告白。終盤のビックニュースには、会場から驚きの声が上がった。坂本によると、お相手は大学時代に知り合った同い年の一般男性。「真逆で常に冷静で物事を考える方。でも、楽しむことを忘れず、一緒におもしろいことをしてくれる人」と照れ笑いを浮かべた。
今後は指導者の学びを深めながら、体が動く限りアイスショーなどにも出演する予定。数々の歴史を刻んだ大エースは、伴侶とともに新たな人生をスタートさせる。












