フィギュアスケートの世界選手権(フランス・モンペリエ)の男子ショートプログラム(SP)が24日に行われ、代役として急きょ出場が決まった友野一希(23=セントラルスポーツ)が自己ベストの101・12点をマークした。
冒頭の4―3回転の連続トーループを成功させ、続く4回転サルコーも加点を引き出した。後半にはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)もきっちり着氷。充実の演技を終えると、観客の拍手に笑顔で応えた。
今大会は〝代打の代打〟の出場だった。北京五輪で痛めた右足が完治していない羽生結弦(ANA)の代役・三浦佳生(東京・目黒日大高)が大会1週間前に故障で欠場。これによって友野の出場が決まった。
代役出場について「正直ビックリという気持ちあったんですけど、話を聞いた時からすぐに受け止めて、次に向けて集中して一日一日を過ごしてきた。すぐに切り替えることができました」。プランタン杯(ルクセンブルク)に向かうドイツで一報を聞いたといい「プランタン杯を自分の調整に使って、この世界選手権に向けてメンタル面の調整をして、ジワジワと調子を上げてきました」と振り返った。
ハイスコアについては「100点じゃなくて、101点というのをロシア杯が終わってからずっとずっと目標にしてきた。自分を出し切る演技ができる。100点が必ず出る自信があった」と明かした。出色のSPを「今までの努力が全て詰まった演技」と表現した。
すでに気持ちはフリーへ向いている。「全身全霊、友野一希というスケートを全て出し切れたらいいと思います」。快進撃は続くか。












